013:実(天国ななお) [Tanka]
確実な愛などなくて僕たちは排卵日まで待ち続けてる
012:延(天国ななお) [Tanka]
さよならを来月延ばしさせるほどきみの裸は力があるね
011:錆(天国ななお) [Tanka]
錆止めをあつめて林もバイトするから紅に鉄骨塗るかも
010:倒(天国ななお) [Tanka]
顔文字が増えているのは面倒と思いはじめているからですね
009:いずれ(天国ななお) [Tanka]
好き嫌い言わなくたっていいんです いずれにしてもぼくは好きです
008:原(天国ななお) [Tanka]
じゅうぶんに利益はでてると思います 愛の原価は安いものです
007:快(天国ななお) [Tanka]
快楽をこえたところに本当の愛があるって大嘘でした
006:員(天国ななお) [Tanka]
土砂降りの雨にぬれても開かない工作員の傘はライフル
005:返事(天国ななお) [Tanka]
「きょうわたしあぶないひなのいいの?」「ああ」 なまでしながら生返事はだめ